今年、社会人3年目を迎えた筆者(25歳女子)。今までは新しい環境に慣れ、先輩の後をついていくのが精一杯でした。周りも優しかった…。しかし、春になり新しい人が入ってきたことにより「新人」という冠も取れ、ついに私も本格的に社会人としての人生を歩むことになりました。そうと決まれば、自分の華々しいサラリーマン…いや、サラリーウーマン人生のために、上司に可愛がられ同僚を蹴落とし、好きな仕事で上を目指すのみ!!
今回はそのために必要な、会社で生き抜くための処世術……通称「裏テク」をマイナビニュースで500人から集めたナマの声を基に傾向と対策を学んでいきたいと思います。
上司や目上の人に「お願いごと」を聞いてもらうには?
まだまだ上の人にお伺いをたてなければならない私。スムーズに事を進めるにはどうしたら良いのでしょうか? 「上司や目上の人にお願いごとをするためのテクニックは?」と聞くと多くの人が「普段からコミュニケーションを取っておく」「機嫌の良い時を見計らう」とのことでした。ふむふむ日頃の行いが重要と。しかし、「あなたは、上司や目上の人から可愛がられるタイプですか?」の質問に対し500人中336人の約70%の人が「いいえ」と回答。うーん多くの人は上手くコミュニケーションが取れていないようです…。そんな人は他にどんなテクニックを使っているんでしょうか。
- ちょっと抜けてる頼りない感じでお願いする。(26歳男性)
- 「ちよっと困っているんですよ~」と同情を誘う。(29歳女性)
- ものすごおぉく困った顔をする(31歳女性)
中には、お願いする相手と2人になり「他の人じゃお願いできなくて…」「◯◯さんなら頼れると思って。お願いさせて下さい」と自尊心をくすぐる、なんて上級テクニックを使っている人も。“困っている”アピールをちょっと大げさにし、頼りない自分を演じることで相手に「私がいないとダメだな」なんて気持ちにさせることがどうやら重要のようです。
嫌な仕事を回避する・他人に押し付けたい時には?
自分の苦手な仕事や、面倒な人との仕事はできればやりたくないもの。そんな仕事に対して、皆さんはどんな対応をしているんでしょうか? 「イヤな仕事を他人に押し付けたことがありますか?」という質問に対しては、「はい」と回答された人が500人中151人と約30%。多くの人は押しつけられたり、嫌々自分でやってしまう人が多いようです。上手く他人に押しつけられた人は…
- 頼まれる前に自分から他の仕事に関わってしまう(26歳女性)
- しれっと関連書類を机の上に置いておく(23歳男性)
- 君ならできると褒めちぎって、押し付ける(28歳男性)
「知らないフリをする」「こっそり逃げる」という人が最も多く、中には上記のように策略家な人もいました。後輩に丸投げなんて意見もありましたが、まだまだペーペーな私には丸投げできる後輩がいないのが残念…。面倒な仕事が来る危険を察知したらさっと逃げ、「君ならできる!」と言われたら私なんてと謙遜して粘った方が良さそうです。
自分のことをより良く見せるためには?
ちょっとでも自分をよく見せて、上司に「デキる奴だな」なんて思われたいのですが、500人の皆さんはどんな技を使われているのでしょうか。「“自分のことをより良く見せる”ためのテクニックや体験談があれば教えてください」というアンケートに対し、「姿勢を良くする」「綺麗な言葉使いでハッキリ喋る」というマナーの基本のような回答が最も多く上げられました。
- 普段は仕事場に来ない上役の人が来た際にはパソコン画面に難しそうな画面を出しておく。(30歳女性)
- 目は悪くないがメガネをかける。(26歳男性)
- 自分ができない仕事はやらない。(29歳男性)
- **上司の話には大きく相槌を打ち、分かったことをアピール。(25歳女性)
その他では、できない仕事を無理にして評価を下げない。なんて目からウロコな回答も。どうやら簡単な心がけからポイントアップは狙えるようです。とりあえず、猫背な私は背筋を伸ばすところから始めなくては。
ライバル(同僚)の評価を下げるには?
下手をすれば自分の評価を下げてしまう危険な賭け、ライバル(同僚)の評価を下げる方法。あまりに悪意が強いため「同僚などの評価を下げるような行為をしたことがありますか?」という質問にも500人中467人、約90%の人が「いいえ」と回答しました。「“同僚の評価を下げる”ためのテクニックや体験談があれば教えてください」というアンケートでも、多くの人が「そんなことはやってはいけない」「したことがない」との回答。しかし、そんな中でも正直に記入頂いた、したたかなテクニックは以下の通り。
- 女子社員を敵にまわさせる。(33歳男性)
- 上司の前でライバルをやたらに褒めてライバルのハードルを上げる。(40歳男性)
- 難しい仕事を頼む。(40歳男性)
直接的な陰口や悪口は「◯◯さんが言っていた」と言われてしまうので、間接的にライバルを攻撃する方が良いようです。逆にこのような行為が身の回りで起きた場合は、誰かが自分の評価を下げようとしていると警戒した方が良いのかも…。
いかがでしたか? アンケートに基づき、様々な処世術をご紹介させて頂きました。皆さん、あの手この手で、厳しい世の中を生き抜いていられるようです。
(c)BeeTV |
職種や業界によって当たり前とされている常識やタブーが、実は他の人から見ると意外と参考になる「裏テク」だった……なんてことありますよね。そんな情報をお届けするのが、おぎやはぎの矢作がMCを務める「dビデオPowered by BeeTV」および「BeeTV」で配信中の新番組「ピンポイントTVあの仕事の知られざる情報バラエティ」。「ある仕事」に就いている、または就こうと考えている人にだけ、為になる「欲しかったピンポイントな情報」をお届けする、その職で成功するべく技がギュッと詰まった番組です。
タクシードライバーやモノマネ芸人などの、毎回様々な職種の驚きな情報を公開中です。もしかしたら、あなたの職業も紹介されちゃうかもしれませんよ~。