NTTドコモは15日、2013年夏モデルとして、「らくらくホン」シリーズの新製品「らくらくスマートフォン2 F-08E」を発表した。8月中旬から販売を開始する予定。
同製品は、スマートフォン初心者や高齢者向けに開発された「らくらくスマートフォン F-12D」の後継モデル。新たに4.3インチQHD(540×960ドット)の最新ディスプレイを搭載し、従来モデルより大きく明るい画面で操作可能になった。このほか、CPUやメモリなど各種性能も初代に比べて改良。通信面では新しく「Xi(クロッシィ)」に対応した。
従来の便利機能も引き続き搭載。ボタンのように押した感触が得られるタッチパネルや、大きな文字で見やすいシンプルなメニュー画面、通話音量を自動で調整する機能などを備える。本体は、丸みを持たせた形状で、手になじみしっかりとホールドできるように設計した。
主な仕様は次の通り。CPUは1.7GHz・クアッドコア「APQ8064T」を採用。内蔵メモリはROMが8GB、RAMが2GB、最大64GBのmicroSDXCメモリーカードを外部メモリとして利用可能。バッテリー容量は2100mAh。OSはAndroid 4.2を採用する。
機能面では、背面に約810万画素、前面に約130万画素のCMOSカメラを搭載。カメラ機能は、写真を素早く明るく撮影できる「おまかせカメラ」を搭載している。そのほか、ワンセグ、おサイフケータイにも対応。
通信面では、下り最大14Mbps/上り最大5.7Mbpsの「FOMAハイスピード」、下り最大100Mbps/上り最大37.5Mbpsの「Xi」に対応している。
サイズは約W64×H130×D9.9mmで、重量は約138g。IPX5/8相当の防水、IP5X相当の防塵性能を備える。本体のカラーバリエーションは、ゴールド、ブラック、ピンクの3色。