NTTドコモは15日、ドコモスマートフォンと無料通話・無料メールサービスアプリ「LINE」の利便性・サービス向上を目的としてLINEと協業すると発表した。5月14日に合意した。
今回の協業により、ドコモは新機種等の商品力を高め、スマートフォンの利便性の向上に取り組む。協業内容は以下の4点。「らくらくスマートフォン」向け「LINE」アプリの開発、「LINE」アプリへのドコモ専用音声通話ボタンの配置、「docomo Palette UI」のアプリ一覧画面における「LINE」アプリの「おすすめ」タブへの掲載、ネットワークやスマートフォンの利用環境向上に向けた取り組みの強化。
「らくらくスマートフォン」向け「LINE」アプリの開発については、課金機能等を制限した「LINE」アプリを開発し、2013年10月から12月に提供する。
「LINE」アプリへのドコモ専用音声通話ボタンの配置については、「LINE」のユーザープロフィール画面に、ワンタッチでドコモの音声回線を使って電話が可能な通話ボタンを2013年7月から9月の間に配置する。「LINE」の通話サービスに加え、ドコモの音声通話が簡単に使用できるようになる。
「docomo Palette UI」のアプリ一覧画面における「LINE」アプリの「おすすめ」タブへの掲載については、2013夏モデルから行う。ただし一部機種は除かれる。
ネットワークやスマートフォンの利用環境向上に向けた取り組みの強化については、最適な利用環境の構築に向けて、「LINE」アプリの仕様、システムの改善を行っていく。