江崎グリコは6月上旬より、韓国にて「ポッキー」の販売を開始する。
グローバルブランドの育成に向け、「ポッキー」を韓国で販売
1966年発売のチョコレート菓子「ポッキー」は、現在約30か国で年間約5億箱を販売する菓子ブランド。同社では近年、昨年秋のベトナム市場への参入及びインドネシアでの本格販売など、経済成長が著しい東南アジアを中心に積極的に販売拡大に取り組むなど、グローバルブランドとしての育成を推進しているという。
今回の韓国での販売は、その一環として実施されるもの。韓国でもっとも伝統のある菓子メーカーのヘテ製菓食品(本社:ソウル)と合弁で、グリコヘテを設立。ヘテ社の現地工場で生産した商品を、同社の販売網を活用して韓国全土で販売する。
6月上旬より、「ポッキー」の<チョコレート>(想定価格1,200ウォン)、<チョコレート6袋>(3,900ウォン)および「ポッキーマイルド」の<ミルクチョコレート>(1,200ウォン)の3アイテムでスタートし、2018年には約500億ウォン(約45億円-1ウォン=0.09円として換算)の販売を目指すとしている。