Mozillaは、ソーシャルネットワーク機能を拡充した「Firefox 21」正式版を公開した。同社Webサイトからダウンロードできる。
Mozillaは、Firefoxに直接ソーシャルメディアサービスを読み込み連携するAPI「Social API」を開発しており、2012年にFirefox用Facebookメッセンジャーも発表している。Social APIは、Mozillaが開発したAPIで、いつもの仲間のコメントを表示させたり、コメントへの返信を行ったりと、アドオンとはひと味違う使い勝手も提供してくれる。ソーシャルサイトからクリックひとつで、インストールでき、各ソーシャルサイトのコンテンツの独自性もAPIを通じて反映される。
今回、新たにmixi、Cliqz、msnNowなど複数のソーシャルサイトが追加されており、日本語版オリジナルなコンテンツとしてmixiサイドバーも利用できる。mixiサイドバーでは、マイミクのコメントや写真などをリアルタイストリームで表示させるmixiサイドバーが実装される。また、msnNOWでは人々の話題やトレンドをリアルタイム性の高い情報源から検索これを表示させるなど、ひと味違ったFirefox体験を提供している。そのほか、アプリケーションの起動時間の短縮方法の提案、グラフィックスに関する性能の向上、開発者向けの機能追加などが行われている。また、Android版では、オープンソースフォントCharis Open Sansが同梱されており、小さい画面でも美しく表示できるようになった。
mixiの場合(同社ブログより) |
msnNOWの場合(同社ブログより) |