住信SBIネット銀行は13日、預金総残高が10日時点で2兆9000億円を突破したと発表した。4月15日に2兆8000億円を突破してから25日間で預金総残高が1000億円増加した。
このたびの残高増加の主要因は4月15日と同様、SBI証券での取引に利用可能なSBIハイブリッド預金残高の増加だ。SBIハイブリッド預金は、昨年末から住信SBIネット銀行・SBI証券両社の口座開設数の伸びとともに利用者が増えており、また、株式市況の回復を背景に1口座あたりの預金残高も増加しているという。
また、3月にサービスの提供を開始した「定額自動入金サービス」(顧客の保有する他行口座から、毎月自動的に住信SBIネット銀行の代表口座へ資金移動ができるサービス)の申込みが好調で、他行から住信SBIネット銀行への資金移動が活発に行われていることも預金残高の増加に貢献したという。
これからも住信SBIネット銀行は顧客に常に使ってもらえる「あなたのレギュラーバンク」を目指して、更なる利便性の向上と社会の発展に寄与する新しい価値の創造につとめていくとしている。