ゼネラルモーターズ・ジャパンは、日本への導入も決定している第7世代の新型「シボレー コルベット」が、第97回インディアナポリス500マイルレース(インディ500)のペースカーに採用されたと発表した。同レースは5月26日に開催される。

「シボレー コルベット」のペースカー

「シボレー コルベット」は1978年に初めてペースカーに採用され、今回が12回目の採用となる。シボレー全体では、1948年の初採用以来、今回が24回目。あらゆる自動車ブランドのなかで、インディ500の公式ペースカーを最も多く務めているのがシボレーだ。また、シボレーはエンジン・サプライヤーとして2012年にインディ500に復帰した。

「シボレー コルベット」のペースカーのボディはブルーで、ドア部分に「インディ500」のロゴマークがあしらわれる。一般生産モデルとは異なるものの、直噴、連続可変バルブタイミングとアクティブ・フューエル・マネジメントなどを備えた新しい6.2リットルLT1エンジンは、アップグレードの必要がなかったという。

GMのパフォーマンス・ビークル&モータースポーツ担当副社長であるジム・キャンベル氏は、「新型『シボレー コルベット』がペースカーに選ばれたことは、神聖なブリックヤード(インディアナポリス・モーター・スピードウェイの愛称)と受け継がれたシボレーとインディ500にとって名誉なことです。新型『シボレー コルベット』のパフォーマンスは、レース、権威あるフィッティングづくりに影響を受けました」と述べている。