軽度の心筋梗塞のため入院していた女優の天海祐希が14日、オフィシャルサイトを通じ、13日に退院したことを報告した。
天海は6日、舞台『おのれナポレオン』の公演後に体調不良を訴え、検査を受けた結果、軽度の心筋梗塞と診断された。安静を必要としたため舞台をやむなく降板し、その代役を宮沢りえが務めた。
天海はまずファンや関係者に向けて謝罪した上で、「キャストの皆様、スタッフの皆様には並々ならぬご尽力をいただきました。深く感謝申し上げます」と伝え、「おかげさまで、昨日、無事に退院することができました」と報告した。
また、心筋梗塞と診断されたことについては「これには正直戸惑いました」と振り返り、「千秋楽まで舞台に立ちたいという思いは変わりませんでした。しかし、医師の助言もあり、ここで病状を悪化させれば、かえって多大なご迷惑をおかけすることになると思い、舞台降板という苦渋の決断をいたしました」と経緯を説明。「時間が経つにつれ、自ら起こしてしまった事の重大さに心が痛みます」と悔しさをにじませ、「自らの体調管理には十分に気を付けていたつもりでしたが、これまでの体調管理が万全ではなかったと反省しております」とつづっている。
そして、「有り難いことに、無事に退院することができましたので、一日も早く皆様に元気な姿を見ていただけるよう今日から頑張ります」と意気込み、最後に「ファンの皆様、いつも応援して下さりありがとうございます。大変なご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。ごめんなさい。また、天海祐希として、一番良い顔で皆様にお会いしたいと思っております」と締めくくっている。