ベンキュージャパンは13日、3,500ルーメンの高輝度短焦点プロジェクタ「MX822ST」を発表した。6月上旬より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は168,000円。
1mの距離から約81インチの投映が可能な短焦点プロジェクタ。輝度が3,500ルーメンと高く、デジタルサイネージでの利用やホールでのプレゼンテーションなど、幅広い用途で活用できるとしている。中間色の輝度を向上する「BrilliantColor」や、カラーマッチングテクノロジー「6色カラーホイール」なども搭載。
画素数は1,024×768ドット(XGA)で、本体にUSBポート×2基を装備。PCを使わなくても、USBメモリなどに保存した画像をそのまま投映できる。対応画像形式は、JPG/GIF/BMP/TIFF/PNGなど。最大8台のPCをLANケーブルで接続し、4画面まで同時投写が可能なLANディスプレイ機能にも対応する。
投写方式はDLPで、ズームは固定。310Wの光源寿命は標準で最大約2,500時間、エコノミーで最大3,000時間、スマートエコで最大3,500時間。コントラスト比は13,000:1、画面サイズは55~300インチ、投映距離は60インチで0.76m、80インチで1.02m、100インチで1.27m、アスペクト比は4:3(16:9も選択可)、対応解像度は640×480(VGA)~1,600×1,200ドット(UXGA)。
映像入力インタフェースはHDMI×1、D-sub×2、Sビデオ×1、コンポジットビデオ×1、映像出力インタフェースはD-sub×1。20Wのモノラルスピーカーを搭載し、リモコンが付属。消費電力は最大370W(待機時0.5W)。投映位置はフロント/リア/テーブル/天吊り。縦方向±30度のマニュアル台形補正や2倍のデジタルズームに対応。本体サイズはW329.5×D248.5×H130mm、重量は約3.9kg。