NECディスプレイソリューションズは13日、抵環境負荷設計の23型ワイド液晶ディスプレイ「MultiSync LCD-EA234WMi」を発表した。ブラックをホワイトの2色を用意。5月29日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は40,000円前後。
IPSパネル採用で広い視野角を持つ液晶ディスプレイ。水銀を使わない白色バックライトを搭載し、従来モデルと比較して約29%の消費電力を削減できるという。人感センサーも搭載することで、使用者が席を離れた時に自動で画面をオフにしたり、輝度を0%に下げる機能を持つ。加えて、周囲の明るさを検出して画面の輝度を調節する「オートブライトネス」機能や、周囲の明るさを検知して自動的にパワーセーブモードに移行する「オフモード」機能など、省電力機能が充実している。
そのほか、複数台の画面設定を同時に変更する「ControlSync」機能や、医用画像表示規格「DICOM規格」に近似した表示モード「DICOM SIM」を搭載。操作ボタンはタッチセンサー仕様となっている。
主な仕様は、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、視野角が上下左右とも178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1(DV MODE DYNAMIC使用時25,000:1)。応答速度は14ms(G to G、RESPONCE IMPROVE ON時:6ms)。ダウンストリーム×4とアップストリーム×1のUSB 2.0ポートを備える。
スタンドのチルト角度は上30度/下5度、スイーベルは左右340度、130mmの高さ調節とピボットが可能。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載する。映像入力インタフェースはHDMI×1、DVI-D×1(HDCP対応)、DisplayPort×1(HDCP対応)、D-sub×1。消費電力は通常22W(最大:46W)。本体サイズはW543.8×D218×H380.4~510.4mm、重量は約6.4kg。