KDDI は13日、同社が運営するスマートフォン向け事業「auスマートパス」において、ぴあと業務提携することで合意したと発表した。サービス連携を図りユーザーの利便性を向上させる。

今回の業務提携により、KDDIは同社が持つauスマートパスを中心とするコンテンツサービスと、ぴあが保有するエンターテイメント関連情報を組み合わせ、ポータルサイトで最新・オススメ情報の配信する。またauスマートパス会員独自特典の提供も行う。さらに、両社の持つ会員組織基盤を活用したマーケティングやスマートフォンにおけるチケッティング等の関連事業の企画をぴあと共同で検討する。

また、KDDIは、両社の事業の拡大を目的とし、矢内アセットマネジメント、ピー・エスの2社が保有するぴあの株式の一部を株式譲渡により5月14日取得し、資本参加する予定。保有割合は議決権ベースで3.6%となる。