米AMDは13日、デスクトップ向けAPUの新モデルとして、「A4-4000」を発表した。デスクトップ向けAシリーズでは最廉価のモデルという位置づけ。日本国内では5月20日に発売し、価格はオープン。為替次第ではあるが、店頭価格は5,000円以下になるものと見られる。

A4-4000

A4シリーズの最エントリーモデル。PiledriverコアがベースのデュアルコアCPUに、DirectX 11世代でSP数128基のRadeon HD 7480D GPUを組み合わせたAPUだ。CPUクロックはベース3.0GHz、Turbo CORE時3.2GHz。GPUクロックは724MHz。ほかキャッシュはL2 1MB、対応メモリはDDR3-1333、TDPは65W。対応ソケットは現行Aシリーズと同じSocket FM2。

パフォーマンスについては、同社が競合製品(Pentium G2020)と比較テストした結果として、DEVIL MAY CRY(1080p環境)を用いたゲームfpsテストで競合製品が10fpsのところ18fps、3DMarkのFireStrikeで競合製品が292ポイントのところ415ポイントのスコアが出せるとしている。