ルノー・ジャポンはこのほど、鈴鹿で行われた「メガーヌR.S」の開発テストの模様を公開した。2分33秒台という、FFの市販モデルとしては驚異的なタイムをマークした模様を映像で見ることができる。
ルノーのスポーツモデルの開発やレーシングカーの開発・製造、レースイベントの主催などを行うルノー・スポールは、2013年4月にヨーロッパ以外で初めての開発テストを日本で実施した。このとき、ルノー「メガーヌR.S」で鈴鹿サーキットのタイムアタックに挑戦。テストドライバーには、ドイツのニュルブルクリンクで量産FF車最速タイムを記録したロラン・ウルゴン氏が務めた。
タイムアタックはターゲットタイムを2分34秒台に設定して行われ、見事に目標タイムをクリア、成功裏に終了している。今回、その映像がルノー・ジャポンのウェブサイト「MEGANE R.S. ULTIMATE TRIAL」で公開された。映像にはターゲットタイムである2分34秒台より大幅に速い2分33秒328を記録したラップが車載カメラと外部のカメラの両方で、しかもノーカットで収録されている。
ルノーのウェブサイトには、日本人ドライバーによる「メガーヌR.S」の日本各地のサーキットでのタイムアタックの映像も掲載されている。また、ルノー・スポールでは日本を重要な市場と考えており、今後も日本でのこうしたテストを行うとしている。