伊勢えび神輿

浜島町伊勢えび祭保存会(三重県志摩市)は志摩市の浜島町にて、6月1日に第53回目となる「伊勢えび祭」を開催する。

伊勢えびに感謝し、豊漁を願う祭り

「伊勢えび」は三重県伊勢志摩地方の特産品のひとつ。伊勢えびに感謝するとともに、その年の大漁を願う祭りとして、昭和36年(1961)6月に「伊勢えび祭」が誕生した。現在では三重県を代表する祭りとなっており、毎年多くの観光客が訪れている。

昨年の「総踊り」

見どころのひとつは「じゃこっぺ踊り」。伊勢えびばやしの軽快なリズムで踊る踊りで、地元の幼稚園児が披露するほか、会場では来場者も一緒に楽しめる「じゃこっぺ踊り教室」も開催する。夜からは、じゃこっぺ踊りを踊りながら夢海道沿いをパレード。イベント終盤には、皆でじゃこっぺ踊りを踊る「総踊り」が行われる。

毎年好評の、伊勢えび長寿汁の販売は16時から。伊勢えびの半身が入ったぜいたくなみそ汁で、1,000食分を販売。なくなり次第、終了となる。また、10時~21時までは、「伊勢志摩のうまいもん市」を開催。伊勢志摩の名産物や名物グルメなどを楽しめる。その他、伊勢えび型のみこしが会場をねり歩く「伊勢えびみこし入場」や、花火大会も実施する。

同イベントは、浜島海浜公園で14時~21時まで開催。雨天の場合は2日に順延、以降は中止となる。