オリンパスイメージングは5月10日、マイクロフォーサーズに準拠した交換レンズとして、「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」のブラックモデルを発表した。6月下旬より順次発売され、希望小売価格は36,750円より。
いずれもマイクロフォーサーズに準拠した単焦点交換レンズ。ユーザーからの要望が多かったことから、ブラックレンズをラインナップに追加した。また、これらブラックレンズの発売に合わせて、レンズキャップやフードにもブラックバージョンを追加する。
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M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」は、焦点距離17mm(35mm判換算34mm)のスナップレンズ。発売は9月で、希望小売価格は62,475円。非球面レンズ3枚を含む9枚のレンズを採用。画面全域でシャープな描写が得られるとしている。
オートフォーカス駆動は「MSC機構」を採用。動画でも静止画でも静粛なフォーカシングを行える。フォーカスリングを手前にスライドさせることで距離目盛を表示。指定の距離にフォーカスポイントを指定できる「スナップショットフォーカス機構」を採用する。
主な仕様は、焦点距離が17mm(35mm判換算34mm)、最小絞りはF22、レンズ構成は6群9枚。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)。画角は65度。最短撮影距離は0.25m、最大撮影倍率は0.08倍、最近接撮影範囲は216×162cm、AF方式はハイスピードイメージャAF(MFC)、フィルター径が46mm。本体サイズは最大径が57.5mm、全長が35.5mm、重量は120g。
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」は、焦点距離45mm(35mm判換算90mm)の中望遠ポートレートレンズ。発売は6月下旬で、希望小売価格は36,750円。E-HRレンズ3枚を含む8群9枚のレンズを採用。背景のボケを生かした撮影を楽しめる。オートフォーカス機構などの仕様は、「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」とほぼ共通。
主な仕様は、焦点距離が45mm(35mm判換算90mm)、最小絞りはF22、レンズ構成は8群9枚。絞り羽枚数は7枚(円形絞り)。画角は27度。最短撮影距離は0.5m、最大撮影倍率は0.11倍、最近接撮影範囲は157×118cm、AF方式はハイスピードイメージャAF(MFC)、フィルター径が37mm。本体サイズは最大径が56mm、全長が46mm、重量は116g。
M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8
「M.ZUIKO DIGITAL ED 75mm F1.8」は、焦点距離75mm(35mm判換算150mm)の望遠レンズ。発売は6月下旬で、希望小売価格は124,950円。絞り開放からでもシャープでヌケの良い描写が得られる。EDレンズ3枚を含む9群10枚のレンズを採用。諸収差を良好に補正し最高クラスの画質を得られる。オートフォーカス機構などの仕様は、「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8」とほぼ共通。
主な仕様は、焦点距離が75mm(35mm判換算150mm)、最小絞りはF22、レンズ構成は9群10枚。絞り羽枚数は9枚(円形絞り)。画角は16度。最短撮影距離は0.84m、最大撮影倍率は0.1倍、最近接撮影範囲は173×180cm、AF方式はハイスピードイメージャAF(MFC)、フィルター径が58mm。本体サイズは最大径が64mm、全長が69mm、重量は305g。