三菱ふそうトラック・バスは10日、小型ハイブリッドトラック「キャンター エコ ハイブリッド」を台湾市場へ初投入するとともに、台湾市場向けの小型トラック「キャンター」のフルモデルチェンジを発表した。
キャンター エコ ハイブリッドは、デュアルクラッチ式トランスミッション「DUONIC」と「ハイブリッドシステム」を組み合わせた「ハイブリッド用モーター内蔵デュアルクラッチ式トランスミッション」を搭載する小型ハイブリッドトラック。エネルギー効率の高いラミネートタイプのリチウムイオン電池を採用し、ハイブリッドシステムの効率向上と小型軽量化も実現している。
台湾向けキャンター エコ ハイブリッドは、4P10型ディーゼルエンジンを搭載。Euro5排出ガス規制に適合するとともに、DUONICおよびハイブリッドシステムとの組み合わせにより、大幅な燃費向上を果たしたとのこと。
また、台湾市場向けの小型トラック「キャンター」をフルモデルチェンジして発売を開始し、大型トラック「スーパーグレート」、中型トラック「ファイター」、大型バス用シャシーについても一部改良を行って販売を開始した。