バイドゥは5月9日、Android OS向けの日本語入力アプリの最新版「Simeji ver.6.0」を公開した。最新版では、シンプルかつ直感的に操作できる「スライドUI」を新たに採用した。

Simejiは、フリックやポケットベル方式の入力が利用できるキーボードを搭載した日本語入力アプリ。Google Playから無料でダウンロードできる。バージョン1.6以上のAndroid OSを搭載した端末で利用可能。

Simeji ver.6.0の利用イメージ(左)

機能面では、他のアプリと連携することで機能を拡張できる「マッシュルーム機能」や絵文字や顔文字の「辞書機能」が利用できる点が特徴。音声入力やハードウェアキーボードの利用に対応するほか、キーボードの背景画像を変更できる「スキン機能」も備える。

今回公開されたSimeji ver.6.0では、これまで採用していたユーザーインターフェースを刷新。階層的なメニュー構造で入力する情報を選択する設計からシンプルかつ直感的に操作できる「スライドUI」に変更。これにより、スマートフォンの画面をより広く使うことが可能となったほか、日本語のほか、顔文字やスタンプなども素早く選択できるようになった。このほか、日本語や顔文字、スタンプなどあらゆる情報入力の効率性を大幅に改善。安定性を大幅に向上したという。

同社は今後、記号パレットの導入と数字キーボードの刷新を行ったSimeji ver.6.1を提供する予定。提供時期は6月上旬になるという。