マツダは9日、6月25日に開催が予定されている第147回定時株主総会および株主総会直後に行われる取締役会終了後に、代表取締役および役員の異動が予定されていること発表し、同時に新役員体制を公表した。
現マツダ代表取締役会長 社長兼CEOの山内孝氏(「マツダ アテンザ」発表会より) |
同社は昨年度、経営状況に鑑みて役員の昇任・新任を見送っていたが、147期に黒字化を達成し、将来の成長のベースとなる構造改革も着実に前進しつつあることから、経営執行体制の若返りを図り、新体制の元でさらなる成長を目指すとして、今回の代表取締役および役員の異動を発表。
現代表取締役会長 社長兼CEOの山内孝氏は代表取締役会長となり、新体制では、現取締役専務執行役員であり生産・購買統括、物流・ITソリューション担当、モノ造り推進担当補佐である小飼雅道氏(1954年生)が、新代表取締役社長兼CEOに就任する予定。
その他の新役員体制として、代表取締役副社長執行役員 社長補佐、米州事業・企画領域統括に丸本明氏(1957年生)、取締役専務執行役員 中国事業・国内営業・第一法人販売統括 マツダ(中国)企業管理有限公司董事長に稲本信秀氏(1953年生)、取締役専務執行役員 第三法人販売・人事・秘書・総務・法務統括、グローバル監査・安全・病院担当に黒沢幸治氏(1951年生)などが予定されている。