キユーピーは8日、家庭用マヨネーズおよび業務用マヨネーズなどの価格を、7月1日出荷分から約2~9%引き上げる価格改定を行うと発表した。
マヨネーズの価格を2~9%引き上げ
同社は2009年5月、食用油価格の低下にともないマヨネーズの価格を約2~7%引き下げる価格改定を実施した。しかし、その後食用油価格は再度上昇しており、2013年1~3月は2009年5月に比べて約1.4倍の価格となり、今後さらに上昇する見込みという。
また、食用油以外の原資材価格も上昇しており、生産拠点の再編や製造工程の合理化などによるコスト吸収努力を重ねてきたが、現状の価格での販売は大変難しい環境となった。このような状況を踏まえ、今回は不本意ながら、食用油価格上昇分の一部を反映させ、家庭用および業務マヨネーズなどの価格を引き上げる価格改定を決定したとしている。
なお、キユーピーライト、キユーピー ディフェおよびドレッシング各商品については、価格は据え置きとなる。
対象商品および改定率は、家庭用マヨネーズが約4~9%。同マヨネーズタイプ(キユーピーライト、キユーピー ディフェは除く)は約2~4%。同タルタルソース、サンドイッチスプレッドは約3%。業務用マヨネーズが約5~9%。同マヨネーズタイプは約2~9%。同タルタルソース(キユーピー 具沢山シリーズは除く)が約5%。