アイドルグループ・AKB48の川栄李奈が8日、東京・シネマート六本木で行われた映画『シー・トレマーズ』の公開直前イベントに出席した。
11日からシネマサンシャイン池袋ほかで公開される同作は、オランダ・インドネシア・ベルギー・フィンランド合作の深海モンスター・パニック映画。海の底から静かに浮上して人間たちを串刺しにする謎の巨大殺戮生物"シー・トレマーズ"が、インドネシアの漁場で海洋生物学者や密猟者たちを次々に襲う――というストーリーで、『死霊のしたたり』シリーズなどを手掛けたブライアン・ユズナが製作・監督・脚本を務める。
新ユニット・BKA48で"バカセンター"を務めることになった川栄は、イベントに出席した動物研究家のパンク町田から海辺や川辺の危険生物についてのレクチャーを受け、「地上波でバカがバレてしまったので、今日の講義で知識が増えたかな?」とニヤリ。映画について「観てて痛かったです。結構、ショックを受けました」と話した川栄は、最近のショックな出来事を聞かれると「メンバーに『バカだ』と指をさされる。高橋みなみさんもバカなのに、私に『バカ、バカ』言ってくるのがショック」とポツリ。パンク町田に「バカって事に自信と誇りを持った方が良い。天才とバカは紙一重だから」と励まされ、「なるほど~。これからは自信を持ちます」と安堵の表情を浮かべた川栄は、体長1mのカーペットニシキヘビを首に巻かれ「キャー! こっち見てる~。ヘビみたい!」とおバカ発言を炸裂させていた。
イベント終了後、報道陣の取材に応じた川栄は「今日は海の生物のことを知って良かった。映画は、海の巨大生物がダンッと来る話」とアピールすると、パンク町田は「ダンッと来て、ブスッと来るよね」と川栄の発言に合わせてPR。同イベントには、35社もの報道陣が駆け付け、「みなさん、トム・クルーズはいいんですか?(報道陣の数が)1人くらいかと思ってたので、心が和みました。まさに『うそだろうが!』という感じです」とびっくりした様子だったが、「緊張したけど、満足度は90%です!」とにっこり。ヘビを巻かれた感想を「アカマタでしたっけ? 初めてヘビを首に巻いたけど、予想してたより滑らかでヘビっぽかった。滑らかで良かったです」と振り返って笑いを誘った川栄は、メンバーの中で誰が危険生物か聞かれると「AKB48の世界はみんなが切磋琢磨してるので、全員危険生物かな」と語った。