歌手でタレントのベッキーが8日、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで行われた「ミュシャ展 来場者20万人突破セレモニー」に出席した。
19世紀を代表する画家でもありアール・ヌーヴォー様式の巨匠として日本でも大人気の画家、アルフォンス・ミュシャ。3月9日から森アーツセンターギャラリーで開催している「ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展 パリの夢 モラヴィアの祈り」では、彼が遺した作品のみならず作品のコンセプトや芸術理念、さらには思想をも考察するというこれまでにない一線を画した展覧会となっている。
ゴールデンウイーク中には来場者が20万人を突破したが、この日はミュシャにちなんで"20万3,480人"目の来場者となった千葉県在住の中村公子さんに、同展覧会のオフィシャルサポーターを務めるベッキーが展覧会カタログや『椿姫』の額装品などの記念品が手渡した。
ミュシャの代表作でもある「ヤロスラヴァの肖像」を意識した肩全開のワンピース姿で登場したベッキー。「オフィシャルサポーターになるのは、この展覧会が初めてです。来場者が20万人突破したのはビックリしました。こんなに多くの方に来ていただいて、サポーターとして本当にうれしく思います」と笑顔。見どころについては「たくさんありますが、ミュシャが描く女性って身体のラインとか美しさとか凄く可憐。(今回の展覧会では)だんだん作風が変わっていく歴史なども楽しめます。おススメは、『ヤロスラヴァの肖像』と『花に囲まれた理想郷の二人』。是非楽しんで行って下さい!」とアピールした。
『ミュシャ財団秘蔵 ミュシャ展-パリの夢 モラヴィアの祈り』は、東京・六本木の森アーツセンターギャラリーで5月19日まで開催中。