スズキは、インドネシア子会社であるスズキ・インドモービル・モーターが、排気量113ccの新型二輪車「SHOOTER」(シューター)の販売を4日に開始したと発表した。
同車は、インドネシアでの使用状況に適した新設計の113ccのエンジンに、クラス初というのフューエルインジェクション(燃料噴射装置)を採用。従来の同社110ccクラスの同タイプに対して約3割燃費を向上している。
エンジンに、軽量ピストンや小型クランクシャフトなどの採用による摩擦抵抗の低減や、吸排気システムの見直しによる燃焼効率の改善を行うことで、燃費向上に加え出力特性の改善も図ったとのこと。
また、軽量かつ高強度なフレームを搭載した取り回しの良い車体により、高い走行性能を実現。使い勝手の良いシート下の収納スペースや大型ヘッドライトなども採用されている。