「母をたずねて三千里」より主人公マルコが手回しオルガンを演奏するシーン (C)NIPPON ANIMATION CO.LTD.

阪神総合レジャーが六甲山上で運営する六甲オルゴールミュージアム(神戸市灘区)は、7月12日から9月1日まで特別展「手回しオルガンで楽しむ“世界名作劇場”」を開催する。

手回しオルガンは、伝統的に街頭で演奏されていた楽器で、欧米の人々にとっては身近な存在だった。映画や小説などでも度々登場し、テレビアニメシリーズ“世界名作劇場”の作品の中にも手回しオルガンが登場するシーンがある。

「母をたずねて三千里」のマルコの曲も

同展ではテレビアニメシリーズ“世界名作劇場”の中から、手回しオルガンが登場する場面を取り上げ、アニメーションを上映するととともに、主題曲、挿入曲などを手回しオルガンで演奏する。取り上げるシリーズは「母をたずねて三千里」「フランダースの犬」など。

デライカ20key手回しオルガン(現代 ドイツ製)

特別展コンサート(イメージ)

特別展コンサートの時間は、10時30分、11時30分、12時30分、13時30分、14時30分、15時30分、16時30分。演奏曲は、「母をたずねて三千里」から“草原のマルコ”、「フランダースの犬」から賛美歌“主よみもとに近づかん”など。

入館料は、大人(中学生以上)1,000円、小人(4歳~小学生)500円。営業時間は10時~17時(16時受付終了)。