ソフトバンクモバイルは7日、2013年夏モデルとして、Androidスマートフォン「AQUOS PHONE ss(エスエス) SoftBank 205SH」(シャープ製)を発表した。4.0インチ液晶を搭載し、ラウンドフォルムのコンパクトなデザインを採用。発売は6月中旬以降を予定している。
同製品は、4.0インチフルワイドVGA(854×480ドット)のTFT液晶を搭載し、ラウンドフォルムのコンパクトなデザインを採用したAndroidスマートフォン。ボディーには指紋が目立ちにくいシルキーマット仕上げを施している。
CPUは、1.5GHzデュアルコア「MSM8960」を搭載。空気中の放射線量を簡単に測定できる放射線測定機能は、前モデル(107SH)と比較して、測定時間を約1/2に短縮。バッテリーはコンパクトサイズながら2,080mAhの容量で、長時間の使用が可能となっている。内蔵のROMは8GB、RAMは1GB。外部メモリは、microSDXCカードに対応。本体はIPX5/IPX7相当の防水性能を備えている。
メインカメラには、約0.4秒で起動する有効画素数1,310万画素のCMOSカメラを搭載。撮りたい瞬間を逃さず撮影できる。また、裏面照射型CMOSセンサーによって暗い場所でもノイズの少ない写真撮影が行える。さらに、音声でシャッターを切ってくれる「Voice Shot」で、手ぶれを軽減できる。
通信面では、SoftBank 4G(下り最大76Mbps)、国際ローミングサービス「世界対応ケータイ(W-CDMAのみ)」「プラチナバンド」「ULTRA SPEED」をサポートし、テザリングに対応する。通信方式は、国内はW-CDMA方式(900MHz/1.5GHz/2.1GHz)とAXGP方式(2.5GHz)、海外はW-CDMA方式。Wi-FiはIEEE 802.11 a/b/g/n(2.4GHz、5GHz)に対応。Bluetooth(Ver.4.0)、赤外線通信(IrDA)にも対応している。
そのほかに、おサイフケータイ、ワンセグ、スマートセキュリティ、S!メール(MMS)、緊急速報メールなどに対応。OSはAndroid 4.1。サイズは約60×122×11.9mmで、重量は約119g(いずれも暫定値)。カラーは、シルキーピンク、シャンパンゴールド、ホワイト、ネイビー、ブラックの5種を用意している。