SkyDrive.comが歩んだ2012年からのマイルストーン

Microsoftは6日(現地時間)、同社のオンラインストレージであるSkyDriveのユーザー数が2億5,000万人を突破したことを、自社ブログである「Inside SkyDrive」で発表した。SkyDrive.comグループのプログラムマネージャであるOmar Shahine(オマル・シャヒーン)氏は「フィードバックやTwitterによるつぶやき、Facebookの投稿などによるサービス向上への意見に感謝する」と述べつつ、2012年10月のWindows 8リリースから、5,000万人ものユーザーが増加したことを紹介している。

Shahine氏は今年4月に行われたSkyDriveアプリのパフォーマンス向上や、Microsoft Office 365などの標準保存先としてSkyDriveの採用、Microsoftアカウントの2段階認証などを振り返りつつ、2012年8月から現在までのマイルストーンを振り返った。

2012年8月には、新しいUI(ユーザーインターフェース)デザインを取り込み、iOSデバイスやAndroidデバイスをサポート。同年12月にはXbox 360がSkyDive.comに対応し、写真やビデオを家庭用テレビで視聴可能に。そして2013年3月にはOffice Web Appsの高速化に伴い、SkyDriveにアップロードされたOfficeドキュメントが10億ファイルを超えたことを紹介している。

なお、SkyDriveは2007年8月に「Windows Live SkyDrive」という名称でサービスを開始し、翌年の2008年2月にはベータ版から正式版に移行。それに伴い日本を含む38カ国でサービスを開始した。使用可能な容量は2008年12月に当初の5ギガバイトから25ギガバイトに拡大されたが、2012年4月の有料プランに伴い、無料プランは7ギガバイトに制限される。ただし、7ギガバイトを超える容量を利用していたユーザーは25ギガバイトが維持された。