4年ぶりの開催となる、江戸三大祭の1つ神田明神「神田祭」が、5月9日から例大祭の15日まで、東京・神田明神をメイン会場に実施される。
「祇園祭」「天神祭」と並ぶ日本三大祭りの1つ
2年に一度行われる同大祭は、京都の「祇園祭」、大阪の「天神祭」と並ぶ日本三大祭りの1つ。江戸時代には、祭りの山車や神輿が城内に入り将軍の上覧を仰いでいたことから「山王祭」と並び「天下祭」とされており、「江戸三大祭」としても知られている。前回の2011年は、東日本大震災の影響で中止。今回は4年ぶりの開催となる。
期間中は、宮神輿や山車、武者行列などが神田~秋葉原を巡行する「神幸祭」(11日)や、100基の氏子町会神輿が宮入参拝する「神輿宮入」(12日)など、15日の「例大祭」に向けて数日間さまざまな行事を実施。
また、平成15年から復活した「神事能」として今年は、素謡(すうたい)「神歌(かみうた)」(金剛流家元・金剛永謹)、能「殺生石(せっしょうせき)」、狂言「蝸牛(かぎゅう)」を上演する(有料)。詳細は、同神社公式ホームページを参照のこと。
写真提供:千代田区観光協会