タレントで歌手の中川翔子が5日、千葉・舞浜アンフィシアターで、バースデーライブ「TOKYO SHOKO☆LAND~夢と魔法と貪欲の世界~」を行った。
同ライブは、5日に28歳の誕生日を迎えた中川のバースデー記念ライブで、4日と5日の2日間3公演で約6,500人のファンを動員。ライブは、ドリーム、ファンタジー、マジカル、ドンヨクの4つのパートで構成され、水色のドレスを着た中川が登場すると、会場の観客は「しょうこ! しょうこ! 」と大熱狂。オープニングで、高さ21mの上空をフライング飛行して『星に願いを』をしっとりと歌い上げた中川は、自身が日本語吹き替え版の主演声優を務めたディズニーアニメ『塔の上のラプンツェル』のラプンツェルの衣装でアニメの1シーンを演じる一幕もあった。
また、中川は「毎日がカオスでも強く生きてやるぜ!という曲です」と、約1年5ヶ月ぶりに発売される最新シングル『続 混沌』(6月5日発売予定)を初披露し、サプライズでバースデーケーキをプレゼントされると「ありがとうございます。翔子は“レベル28”に上がった~!素早さは下がったけど、賢さ、セクシーさ、貪欲さは上がったかな」とにっこり。「ライブは私の生きがい。今日は人生で1番最高の日です。バッカルコーン!生きるの楽しいー!」と喜びを語った中川は、「ライブの瞬間だけ、1人ぼっちじゃないしドSになれる。宇宙が笑顔になる歌手になりたい」と意気込み、「みんな大好きだー! ありがとう!」とライブを締めくくった。
ライブ終了後、報道陣の取材に応じた中川は「温かい人たちに囲まれて、空を飛びながら思いっ切り歌えました。誕生日にコンサートが出来て本当に幸せ」と振り返り、初めてのフライング飛行に「ガクガクブルブルしてお漏らししたらどうしようと。でも、本番はみんなのオレンジの光が見えて怖さが吹っ飛びました」と楽しめた様子。また、28歳の目標を「年を重ねることに謎の恐怖があったけど、“レベル”が上がっていくのがとっても楽しい。経験値を重ねて、より大人でセクシーなアニメソングシンガーになれるように頑張りたい」と語った中川。恋愛について聞かれると「昨年は“エア出産”したので、今は“エア育児”中。娘は3歳半になりました」と笑いを誘い、「ファンのみなさんはオタクでありながら、ぼっちだった人が結婚したりしてる。私も貪欲に自分の幸せを見つけて、“エア育児”じゃなくなることも目指したい」と婚活宣言をした。