お笑い芸人の東野幸治が4日、東京・福家書店新宿サブナード店で、エッセイ本『この間。』(発売中 1,470円 ワニブックス刊)の発売記念イベントを行った。

エッセイ『この間。』の発売記念イベントを行った東野幸治

東野が"東野コージ"のペンネームで出版した『この間。』は、2011年12月から1年間のブログをまとめた初のエッセイ本。同書では、過酷なフルマラソンへの挑戦や後輩芸人たちの知られざる真実など、東野自身や周りで起こる芸人たちのエピソードを綴っている。東野は「色んな日常を書いたブログを1冊にまとめた本」と紹介し、464ページにも及ぶボリュームに「(ピース)綾部の『熟女論』の薄さにびっくり。それよりは分厚いけど、1つ1つが短いのでトイレに置いて読むのが1番良いんです」とアピール。著書名の"東野コージ"は、品川庄司の品川祐の助言で付けたそうで「売れなかったら品川のせいだけど、あいつは売れましたからね。ちなみに、5月現在の品川のレギュラーは0本です」と明かして笑いを誘っていた。

19歳でお笑い界に入り、8年前の37歳の時に"普通のこと"をしようと、禁煙やジム通い、ゴルフなどを始めた東野は、その一環で自身のブログを開設。「番組関係者とか芸人とかがブログを見てくれてるみたいで、『載せてくれてありがとう』と言われます」と読者に感謝しつつ、「心苦しいんですけど、本を買って読んだら載ってない可能性もあります。僕から連絡がいった方は載ってるんで、本屋で吟味して買って欲しい」と控え目にPR。また、「お笑い芸人の悲喜こもごもが書いてあるので、子どもが芸人になりたいと言ってる親御さんが読んだら、絶対に芸人にはさせないと思う」と語った東野は、印税がたくさん入ったら? と聞かれると「本が売れる売れないを気にしてるのは、ビッグダディだけでしょ!? 僕のはヌードもありませんから」と笑顔で一蹴していた。