札幌市交通局は5日より、路面電車の新型低床車両の営業運転を開始する。当初は混雑が予想されるため、5月中は西4丁目停留所発3便、すすきの停留所発3便の1日6便の臨時便として運行。運行時刻は札幌市交通局サイトにて公表されている。
新型低床車両は、札幌の先進性やさわやかな気候風土などを、白と黒でイメージしたスタイリッシュな外観が特徴。地面から床面までの高さは従来の車両より約50cm低くなり、高齢者や身体障害者など誰もが乗降りしやすくなった。従来車両より車体を長くしたことで、定員は従来車両より約2割増えて71人になる。なお、運行開始に先立ち、3日には「新型市電おひろめイベント」も開催。西4丁目停留所近くの4丁目交差点にて、13時30分から16時まで新型車両を展示し、自由に車内を見学できるようにするという。