お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史、俳優の堤真一、仲里依紗、山田孝之、上地雄輔が、生田斗真主演の映画『土竜の唄』(2014年2月公開)に出演することが2日、明らかになった。

猫語を話す猫沢一誠を演じた岡村隆史

同作は、交番勤務の新米巡査・菊川玲二(生田斗真)が、潜入捜査官(モグラ)となって暴力団に潜入するスパイコメディ。累計400万部を売り上げた同名漫画を原作に、三池崇史監督がメガホンを取った。

生田の脇を固める豪華俳優陣は、生田以外すべて三池組経験者。『妖怪大戦争』以来の三池組となる岡村は、関西を拠点とする蜂乃巣会血引一家の若頭補佐・猫沢一誠を演じた。「監督は特殊メイクでしか呼んでくれない」と言いつつも、「ニャ~」が口癖という個性的な役柄になりきった。堤は、阿湖義組若頭・日浦匡也を演じ、劇中では約15mの高さからのワイヤーアクションにも挑戦した。

一方、『ゼブラーマン -ゼブラシティの逆襲-』以来となる仲は婦人警官・若林純奈役で、婦人警官の制服のみならず、キャバクラ嬢にも扮し、体当たり演技で臨んだ。阿湖義組若頭補佐・月源旬役の山田は、自らのアイデアで髪と眉を限界まで金色に脱色。髪にいたっては、最終的に髪が溶けてしまうほど繰り返し行ったのだという。上地が演じた猫沢の部下・黒河剣太は、全身ヒョウ柄の刺青が入ったヒットマンという役どころで、その刺青を再現するために約7時間をかけてメイクが施された。

そのほか吹越満、遠藤憲一、皆川猿時、岩城滉一、大杉漣らも個性的な役柄を熱演。撮影は今年の1月から3月にかけて行われ、秋ごろの完成を予定している。

(C)高橋のぼる・小学館