解像度や処理速度という点からペン入れや仕上げまでLatitude 10だけで済ませるのは難しそうだが、「出先でも簡単な修正ができるのは便利」(FBCさん)という。5万円台という値ごろ感もあり、イラストや漫画が趣味という人にはもちろん、プロにとってもモバイル用のサブマシンとして十分に使える実力を持っているといえそうだ。

動画
"塗り"はこんな感じ(動画)

なお、Latitude 10 クリエイター向けパッケージには、ワコム アクティブスタイラスとインナーケースに加えて「モバイル・ドッキングステーション」をセットにした「プレミアムモデル」(67,980円~)、さらにSSD容量を128GBにアップ、交換用バッテリ(2セル)を追加した「プラチナモデル」(78,980円~)も用意されている。

「プレミアムモデル」と「プラチナモデル」にはモバイルドッキングステーションが付属する。写真のスタイラスペンはワコム アクティブスタイラスではなく「Bamboo Stylus feel」

モバイルドッキングステーションは、背面に有線LAN、HDMI出力、USB2.0×3、前面にUSB2.0と音声出力端子を装備

製品名 Latitude 10 クリエイター向けスタンダード
CPU Intel Atom Z2760(1.80GHz)
メモリ DDR2-800 2GB
ストレージ 64GB SSD
グラフィックス Intel Graphics Media Accelerator(CPU内蔵)
ディスプレイ タッチ対応10.1型ワイド(1,366×768ドット)
ネットワーク IEEE802.11a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0 LE
インタフェース USB、microUSB、miniHDMI、ヘッドホン出力/マイク入力、SDカードスロット(各1基)
カメラ 背面800万画素、前面200万画素
サイズ/重量 W274×D176.6×H10.5mm/658g
OS Windows 8 32bit
付属品 ワコム アクティブスタイラス、インナーケース
直販価格 56,980円(構成例)