阪急電鉄はこのほど、新駅「西山天王山駅」(京都本線大山崎~長岡天神間)の開業に合わせ、2013年下期に神戸本線三宮駅など4駅の駅名を変更すると発表した。同時に全駅で駅ナンバリングを導入する。
駅名を変更するのは、神戸本線三宮駅、宝塚本線服部駅・中山駅、嵐山線松尾駅の計4駅。三宮駅は神戸の中心地であることを明確にするため、「神戸三宮」に変更。残りの3駅はそれぞれ駅直近の神社仏閣にちなみ、服部駅を「服部天神」に、中山駅を「中山観音」に、松尾駅を「松尾大社」に変更する。
今回の変更により、近年増加している沿線外および外国からの利用者に向け、駅の所在地や駅に近い歴史的観光資源をよりわかりやすく案内できることをめざすという。
駅名変更と同時に、87駅で駅ナンバリングを導入。会社名を示すアルファベット「HK」と2桁の番号の組み合わせとし、神戸高速線花隈駅も含む。梅田駅は「HK-01」、神戸三宮駅は「HK-16」、宝塚駅は「HK-56」、吹田駅は「HK-89」に。なお、天神橋筋六丁目駅は今回の対象外となり、大阪市交通局が設定した「K-11」を引き続き使用する。
阪急電鉄の駅ナンバリングは、ホームの駅名看板類、駅掲出の運賃表、駅・車内の路線図、車内案内モニタなどに掲出される予定だ。