AKB48の姉妹ユニット・SKE48が25日、東京・日本武道館にて28日まで行われるコンサート「AKB48グループ臨時総会~白黒つけようじゃないか!~」の初日公演を行った。
同コンサートは初日のSKE48を皮切りに、26日にNMB48、27日の昼公演にHKT48、夜公演にAKB48がそれぞれ単独公演を行い、最終日となる28日の昼夜公演でAKB48グループが総出演する。舞台となる日本武道館のセンターステージには12m×12m・668インチのLEDが床面に使用され、その周囲を360°の花道が取り囲んでいる。また、4カ所に最大5.4mまでリフトアップされるステージも設置され、迫力のステージを演出する。
4日間、計6公演のコンサートのトップバッターを飾ったのはSKE48。「SKE48」の文字と桜吹雪が投影された幅25m、高さ4mの巨大ドーム型の幕が開くと、単独では初となる武道館の舞台に72人のメンバーが登場した。1曲目を披露した後、松井珠理奈が「初日は私たちSKE48が務めさせていただきます!」と高らかに宣言し、「ブドウ、噛ん(武道館)で頑張ります!」とお約束のダジャレで会場を盛り上げた。
その後は、32曲目の「オキドキ」までMCを一切挟まず、31曲を一気に披露。この数字はグループ全体でも、連続パフォーマンス最高記録となった。ユニット曲では、卒業した小木曽汐莉に代わり北原里英が古川愛李と「眼差しサヨナラ」を、同じく卒業した矢神久美に代わり木本花音が木崎ゆりあと「狼とプライド」を披露。新たな組み合わせが登場する度に、会場からは大歓声が上がっていた。
31曲連続披露という偉業達成に、松井玲奈は「初めての試みでしたが、ファンのみなさんにびっくりして楽しんでいただけたのなら幸せです」と満足げ。松井珠理奈は、「メンバー卒業後初めてのコンサートなので、SKE48としてもまた新たなスタートを切らなければいけません!」と自らに言い聞かせ、「前向きに進んでいる団結した私たちを見て、以前よりパワーアップしたんじゃないかと思っていただけるよういつも以上に全力でパフォーマンスしました」と振り返っていた。
(C)AKS