タイムロードは4月26日、独ULTRASONEの開放型ヘッドホン「edition12」と仏Aedleのヘッドホン「VK-1」の国内発売を発表した。edition12の発売は7月を予定しており、VK-1は夏ごろ発売の予定。価格はいずれも現時点では未定だ。

独ULTRASONEの開放型ヘッドホン「edition12」

edition12は、editionシリーズの開放型ヘッドホン第2弾。ネオジムマグネットを採用するφ40mmゴールドプレイテッドドライバーを搭載。直接音と間接音の調和させる、「S-Logic Plus」テクノロジーにより、スケール感と繊細さを併せ持つライブサウンドを再現する。

再生周波数大域は6Hz~42kHzで、インピーダンスは35Ω。出力音圧レベルは99dBだ。本体の重量は282gだ。ケーブルはシルバープレイテッド・ハイフレックスケーブルが採用されており、長さは3m。ヘッドバンドはエチオピアン・シープスキンレザー製で、イヤパッドにはマイクロベロアが採用されている。

仏Aedle社のヘッドホン「VK-1」。左がClassicで、右がCarbon

VK-1は2012年秋に発表され、AedleのWebサイトでのみ販売されている密閉型ヘッドホン。現在販売されているのは第2ロットの製品で、日本国内で販売されるのは第3ロットの製品となる。第2ロットではClassicとCarbonの2種類のデザインが用意されている。

ネオジムマグネットを採用したφ40mmのチタン・ダイナミックドライバーを搭載。周波数特性は20Hz~20kHzで、インピーダンスは32Ω。出力音圧レベルは129dBだ。最大入力は40mWとなっている。ケーブルは着脱式で、ケーブルを除いた本体の重量は215g。

ヘッドバンドの素材はマンガン鋼で、表面はラムスキン本皮製。内部には液体シリコーンのクッションが使用されている。イヤパッドは内部がプロテインフォームで、表面がラムスキン本皮だ。

イヤカップの素材は、T6066 エアクラフト・グレード・アルミニウムで、Carbonには、マッドブラック・アナダイズ処理が施されている。

なお、同社は5月11日に、外苑前のスタジアムプレイスで開催される「春のヘッドフォン祭2013」に出展する。今回発表された製品に関しては、AedleのVK-1は、同社ブースに展示され、試聴も可能だ。ULTRASONEのedition12は、できれば出展したいとのことだが、現時点では間に合うかどうか微妙なところとのことだ。また、edition12はエージングに200時間程度必要なため、当日までに製品が届いていても試聴できる状態にはなっていない可能性もある。