俳優の柳沢慎吾が25日、都内にてアーノルド・シュワルツェネッガーの主演復帰作『ラストスタンド』の映像にアドリブで音声を吹き込む公開収録イベントに登場した。

『ラストスタンド』の公開イベントに登場した柳沢慎吾

同作はアーノルド･シュワルツェネッガーの10年ぶりとなる主演作。移送中に逃走された警官殺しの凶悪犯罪者を追うため、5人の仲間たちとともに保安官のオーウェンズ(シュワルツェネッガー)が立ち向かう。

同イベントに登場した柳沢は「今日はこんなに集まってくれてありがとうございます！俺、カメラに撮られるの大好きなんですごい嬉しいの！」と笑顔で挨拶。一足先に同作を観た感想については「この映画、ガソリンスタンド、いや違う、『ラストスタンド』ね(笑)。凄い面白いんだよ! シュワルツェネッガーが10年ぶり主演として復帰する作品なんだけど、ブランクを感じさせないね。65歳でアクションシーンができるなんて凄いよ。あと、どうしてもシュワルツェネッガーって、『ターミネーター』みたいな、強くて、ちょっと冷たいイメージがあると思うんだけど、今回は田舎町の保安官役で、優しいんだよね。それで、一人で戦うんじゃなくて、町の一般人の皆と力を合わせて戦うんだよ」と興奮ぎみに話した。

また、アドリブ収録については「「警視庁24時」や「甲子園」を詰め込めたから、パーフェクトだった」と自信をのぞかせるも、「「かまいたち、いや、おまえたち！」も入れたかったんだけど、合う画がなくてあきらめたんだよ(笑)」と悔しそうな顔をみせた。

『ラストスタンド』のアドリブ音声収録では、ビニールを口にあて車のホイールスピンの音、警察無線の音声まで再現した柳沢

ほか、イベントの最後はシュワルツェネッガーの有名な決め台詞が「I’ll be back」なら柳沢の決め台詞はこれだといわんばかりに「『ラストスタンド』観ていい夢見ろよ! あばよ!! 」と笑顔で締めた。映画『ラストスタンド』は2013年4月27日より全国公開。