結婚は人生の墓場……既婚男性からよく聞くこの言葉。実際のところ結婚とは何なのだろうか。独身男性が結婚に抱いているイメージとは? 今回は、マイナビニュース会員のうち独身男性262人に「あなたにとって結婚とは何か」と聞いてみた。
Q.あなたにとって「結婚」って何ですか?
■仕方なく……
・「女性が要求してくるから仕方なくするもの」(34歳男性/機械・精密機器/営業職)
・「できれば避けたいことで、孤独な環境が一服の清涼剤なので、できればそちらを重視したい」(33歳男性/その他/その他)
■決断のとき
・「一生の決断」(30歳男性/金融・証券/専門職)
・「精神的にも金銭的にも生活能力が備わった人間が行う、人生で最も責任の重い決断」(29歳男性/商社・卸/営業職)
■新たな人生のはじまり
・「目指すべき人生のスタート地点」(26歳男性/情報・IT/技術職)
・「人生のターニングポイントなんだろうけど、なかなかやってきません……」(40歳男性/ホテル・旅行・アミューズメント/営業職)
・「自分の人生の新たな始まりでもあり、育ててくれた親に感謝を伝えることができる最大のイベント」(29歳男性/小売店/販売職・サービス系)
■幸せのとき
・「幸せを2人で分かち合う」(53歳男性/電機/技術職)
・「人生最高の幸せ」(54歳男性/医療・福祉/専門職)
・「一緒でいることの幸福感をたしかめあうもの」(47歳男性/ソフトウェア/クリエイティブ職)
■ひとりじゃない!
・「孤独からの脱出」(30歳男性/自動車関連/技術職)
・「生涯の伴侶を得ること」(28歳男性/情報・IT/クリエイティブ職)
■契約のとき
・「苦楽を共にする相手と契約すること」(31歳男性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「あなたと一緒にいますとお互いに宣言しあう契約」(29歳男性/電機/技術職)
■自由を捨てること
・「自由を失う行為」(26歳男性/その他/その他)
・「拘束が増えるだけ」(46歳男性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「何かがFixしてしまって、自由度がなくなる」(33歳男性/建設・土木/技術職)
■良いことナシ
・「人生の牢獄」(39歳男性/その他/その他)
・「地獄への第一歩」(25歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
■子孫繁栄
・「子孫を残すための合理的なシステム」(48歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「家系を絶やさないためにするもの」(47歳男性/情報・IT/技術職)
■儀式的なもの
・「社会からの認証の儀式」(28歳男性/ソフトウェア/技術職)
・「儀式だけの物のように思います」(43歳男性/その他/技術職)
■社会的信用
・「社会的弱者からの脱却」(26歳男性/情報・IT/技術職)
・「社会的に認められる存在になれること」(42歳男性/電機/技術職)
■その他
・「性欲を満たす」(37歳男性/人材派遣・人材紹介/営業職)
・「最大の親孝行だと思う」(41歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「死ぬまで苦楽を共にしようと決めた絆です、裏切りは御法度で」(63歳男性/情報・IT/経営・コンサルタント系)
・「リア充の極み……恋人ができればその考え方は変わるかもしれない」(42歳男性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
■総評
独身男性に「結婚とは何か」と尋ねたところ、「人生の墓場」や「自由を捨てること」などといったネガティブな意見が多く寄せられた。できれば避けたい、「馬鹿な行為」とまで考える人がいるようだ。女性としてはショックだが、これが多くの男性の本音なのかも……。
「するべきかしないべきかとても迷う」「一種のギャンブルのよう」という回答もみられた。幸せになるか、そうじゃないかは結婚しなければ分からない。男性にとっては人生最大の「賭け」なのかも。また、男性には「種を残したい」という本能があるというが、子孫を残すため、家系を絶やさないため、という意見も多かった。
全体的にはマイナス点をあげる人が多かったが、「人生の中で最もすばらしいこと」「幸せのカタチのひとつ」「大きな楽しみ」など、明るい将来をイメージする人も少なからずいた。いずれにせよ、結婚は男性にとって重い責任の伴う大きな決断のとき。そう簡単には決められないようだ。
調査時期: 2013年4月9日~2013年4月13日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性262名
調査方法: インターネットログイン式アンケート