東京都教育委員会は26日、教職員の体罰や不正行為などの通報を受け付ける公益通報弁護士窓口を開設する。これは、都内公立学校などの「法令違反等の不適正な行為」に対するコンプライアンス体制の充実および強化のため、公益通報者保護法の趣旨をふまえ、開設されるもの。

通報対象は、体罰や不正行為など、教職員の職務の執行に関する法令違反などの不適正な行為。なお、通報対象に該当しないケースでも、別途相談窓口を案内するなどして適切に対応する。通報担当弁護士は、東京弁護士会所属の樋口千鶴弁護士(東京都教育委員会から委嘱)。

通報窓口は、都教育委員会事務局職員、都立学校教職員、区市町村立学校の県費負担教職員、都内公立学校に通う児童・生徒およびその保護者が利用することができる。通報方法は、東京都教育委員会のホームページ上に掲載された専用の様式を使用し、通報担当弁護士宛てにEメールまたはファクスで送付する。送付先は、26日午前10時に同教育委員会ホームページ上で公開する。

ホームページアドレスは以下の通り。

http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/buka/soumu/tsuho/tsuho.htm

(平成25年4月26日午前10時00分公開)