大阪市立東洋陶磁美術館(大阪市北区)は4月20日から7月28日まで、特別展「森と湖の国 フィンランド・デザイン」を開催している。
1937年のパリ万博出品のものも
同展は、フィンランドのデザインの魅力を18世紀後半~現代に発表されたガラスと陶磁器を中心に紹介する特別展。展示作品は約150点で、フィンランドデザインの原型となったものから、1937年のパリ万博に出品されたアルヴァル・アールトの「アールトの花瓶 9750/3030」など、貴重な作品を展示している。
その他、アラビア社やイッタラなどでデザイナーを務めたカイ・フランクの「KILTA(キルタ)(後にテーマ)」、ガラスを始め、陶器、照明器具、紙幣、グラフィック・アートなど多くの分野で活躍したタピオ・ヴィルッカラの「カンタレッリ(アンズタケ) 3280」も展示する。
同展の休館日は月曜日(祝日は開館)と5月7日、7月16日。開館時間は9時30分~17時。観覧料は一般が1,000円、高大生が600円。なお、公式サイトで割引券を配布している。