英ロックバンドのミューズが、新曲「パニック・ステーション」のPVに旭日旗を思わせるカットがあり、韓国をはじめとした一部の東アジア地域のファンたちから非難された件について謝罪している。
このPVは全編日本で撮影されており、問題の部分は映像の冒頭、東京を背景に曲名が紹介されるカットで、これが「旭日旗を連想させる」と一部のファンが批判。PVが公開された直後に、一部のファンの間で非難が巻き起こり、ツイッターやYouTubeのコメント欄に抗議が殺到した。バンド側は即座に「パニック・ステーションのビデオの冒頭で誤ったイメージを使用してしまい、申し訳ございませんでした。今、再編集の最中です。すぐに新しいバージョンをアップロードする予定です」と謝罪文を発表。バンドのツイッターでも「冒頭のグラフィックのミスについて、謝罪させていただきます」とツイートされ、新バージョンが昨日23日に公開。元バージョンは削除されている。
昨年に6枚目のアルバム『ザ・セカンド・ロウ~熱力学第二法則』をリリースしたばかりのミューズは今後、本国イギリスで大規模公演を4回行う予定で、来月22日のコベントリー公演を皮切りに、ロンドンのエミレーツ・スタジアムで同月25日と26日に2公演、そして6月1日にマンチェスターで千秋楽を迎える。ディジー・ラスカルが全日程でサポートアクトを務める予定。
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