女優の吹石一恵が23日、千葉・大多喜町のいすみ鉄道大多喜駅でNHKBSプレミアムのドラマ『菜の花ラインに乗りかえて』(10月9日 22:00~)の記者会見に出席した。

ドラマ『菜の花ラインに乗りかえて』の記者会見に出席した吹石一恵

同ドラマは、元国際線キャビン・アテンダントのヒロイン・本多かおり(吹石)が、リストラ、失恋などの不幸の連続で失意の中、帰省して、ローカル線の運転士を目指すという物語。NHK千葉放送局開局70周年を記念して制作され、ローカル鉄道を舞台にヒロインほか、さまざまな人たちが人生の再チャレンジに奮闘する姿が描かれる。

大多喜駅の脇にある洗車場で行われた会見には吹石ほか、石黒賢、梅宮辰夫、浅田美代子、小川涼が出席。制服姿で登場した吹石は「千葉の魅力が満載のドラマになってます。『千葉っていいね!』と言われるように頑張りたいです」とアピールし、「実際に運転席でアクセルやブレーキをさわらせていただき、なんちゃって"鉄子"になってます(笑)。本当に1人で運転してみたい!」と開眼した様子。大手家電メーカーを辞め、かおりとともに運転士の訓練生・神崎和也を演じる石黒も「本当に運転させてくれないですかね(笑)」と話し、それぞれが興味津々だった。

また、吹石はかおりのキャラクターについて「CAからローカル鉄道の運転士への転身は色んな意味でガラっと変わりますけど、お客さんの喜ぶ顔が見たいという思いは共通しているんですね。かおりにとっては、今までは気づかなかったことに気づくきっかけとなったいい転機になっていると思います」と解説していた。