ゲッティ イメージズ ジャパンは、2013年の報道写真向け助成金プログラム「Getty Images Editorial Grants」の応募受付を開始した。

「Getty Images Editorial Grants」は、社会的・文化的に重要な問題を追いかけるフォトジャーナリスト5名に対し、助成金として1名あたり1万米ドルを授与するもの。2004年のスタート以来、ゲッティ イメージズはこのプログラムを通して80万ドルを超える助成金を提供してきたという。2012年には日本人として初めて岡原功祐氏が受賞を果たし、2011年3月の福島第一原子力発電所事故以後の地域の様子を追ったプロジェクト「Fragments/Fukushima」に助成金を進呈している。

作品の応募受付は2013年5月2日午前8時まで。審査は「応募者の提案プロジェクトがドキュメンタリーとして魅力的なビジュアル作品に仕上げられているか」を基準に、作品集に示される力量、プロジェクトの功績、および専門的な能力を考慮して行われるとのこと。審査員は、British Journal of Photography 副編集長代理・Olivier Laurent氏を始めとする以下の4名が務める。なお、受賞者は、2013年9月にフランスのペルピニャンで開催される「Visa Pour l'Image フォトジャーナリズムフェスティバル」で発表される。詳細は特設サイト(英語)まで。

本プログラムの審査員(会社名アルファベット順)

・British Journal of Photography 副編集長代理 Olivier Laurent氏
・l'Espresso フォトエディター Tiziana Faraoni氏
・The Sunday Times Magazine Photography 部門責任者 Jon Jones氏
・Visa Pour L'Image  ディレクター Jean-Francois Leroy氏