女優の小林聡美が主演する連続ドラマ『パンとスープとネコ日和』が7月21日よりWOWOWで放送スタートすることが23日、明らかになった。
同ドラマは、小林主演で映画化にもなった『かもめ食堂』の群ようこによる同名小説が原作。小林が演じる出版社の編集者だったアキコが、理不尽な人事異動が原因で母の営んでいた食堂を自分でやっていく決心をする。自分のセンスで改装した新しいお店は、パンとスープだけというシンプルなメニューで、お手伝いのシマちゃん(伽奈)との2人だけ。そんな中、アキコはある日現われた1匹のネコと暮らし始める。
演出は、小林が主演した映画『マザーウォーター』(2010年)でメガホンをとった松本佳奈。脇を固める共演陣も、伽奈、もたいまさこ、光石研、市川実和子 加瀬亮と『マザーウォーター』のキャストたちが揃った。撮影はすでに終了しており、小林は「毎日撮影現場に行くのが楽しみでした。そこには、この物語のように、新しい何かを始める時に一緒に考え、笑いあえる仲間がたくさんいたからです。群ようこさんの原作の味を残しつつも、またひと味違った物語になりました。猫とパンとスープが大好きなかたはもちろん、犬とゴハンと味噌汁が好きなかたもぜひご覧ください」とメッセージを寄せている。