オーディオテクニカは、サウンドアシストシリーズのテレビスピーカー「AT-SP440TV」を5月16日より発売する。価格はオープンで、推定市場価格は8,000円前後。
サウンドアシストシリーズは、テレビの音声を聴きやすくするための手元スピーカー。ワイヤード式、赤外線コードレス式、デジタルワイヤレス式など、さまざまなタイプのモデルがリリースされている。AT-SP440TVは、テレビとの接続に赤外線を使用するワイヤレス式のモデル。テレビのイヤホンジャックと接続して使用する送信機と、アンプ内蔵スピーカーの2つのユニットから構成されており、約7mまでの距離で音声を聴くことが可能だ。
同シリーズとしては初めて、スピーカーにテレビの簡易リモコン機能を搭載。テレビの電源のオン・オフ、選局、放送切り替え、テレビ側の音量調整、テレビ側の音声ミュートの操作が可能だ。従来のサウンドアシストシリーズでは、使用時にスピーカーとテレビのリモコンの両方を手元に置いて操作する必要があったが、AT-SP440TVでは、スピーカーだけでほとんどの操作が完結することになる。また、操作のためのボタンも、サイズを大きくし、機能によって色分けしている。
搭載しているスピーカーユニットはφ40mmで、実用最大出力は0.75W(電池使用時)~1W(別売ACアダプター使用時)。ニュースやドラマで人物の音声を聴き取りやすくする音声補正機能「はっきり音」も採用されている。電源は単3形電池×4本、または別売のACアダプター。アルカリ電池を使用した場合は約40時間、Ni-MH(ニッケル水素)充電池を使用した場合は約30時間の連続使用が可能だ。イヤホンを接続するための、3.5mmモノラルミニジャックも装備している。
サイズは、送信機が85×D68×H23mmで、アンプ内蔵スピーカーがW130×D130×H126mm。