エースコックは4月22日、カップ麺「革麺 ガラ炊き醤油らぁ麺(税抜き230円)」を発売した。同日行われた発表会には、タレントの石田純一さんが登場。独自製法で新開発した"多加水ノンフライ麺"の試食及び"利き麺"を行った。
「革麺」はめんにこだわったという同社のカップめん新ブランド。従来の製法では、麺の加水率(麺を作る際の小麦粉に対する水の比率)を高めると「ベタつく印象にできあがってしまうため、専門店に近いぷりっとした食感をカップ麺で再現することは不可能」(同社)とされてきた。しかし同社の新製法により、茹でたて生麺のコシと風味を再現した多加水ノンフライ麺ができあがったという。また、スープにおいてもチキン、ポークを配合した醤油スープを使用し、麺の主張に負けない味わいに仕上がっているとのこと。近年、生麺タイプのインスタントラーメンが増えていることを「生麺戦国時代」と表現し、革命を起こす麺ができたと宣言した。
石田純一さん「素足にローファー」スタイルを賭けて"利き麺"
同イベントは東京・六本木のニコファーレで開催、「ニコニコ動画」の生放送も行われた。ゲストとして登場した石田さんが「従来の麺」「革麺」を食べ比べる"利き麺"を実施。どちらが革麺か当てられなかった場合、罰ゲームとして石田さんのスタイル「素足にローファー」を返上して靴下を履いてもらう、という条件のもと食べ比べを開始した。
スープや容器の形はまったく同じ、麺の種類だけを変えたカップA・カップBが登場すると、目隠しをした石田さんの口へ麺が運ばれた。視覚に頼らず、味わいだけでどちらが革麺か当てなければならない中、石田さんはカップBを選択。「食べる前に、匂いをかいだだけで違いました。食感もまるで違う」とコメントしたところ、見事に正解。
「最初の麺もおいしかったけど、太さや、口に入れたときのつるつるぷりぷりとした食感が全然違いますね。これはほとんどの人がわかると思います。バカでもわかる」(石田さん)
石田さんには「革麺家」の称号と革麺一年分が贈られた。ニコニコ動画の生放送では「違いのわかる男」「買いにいこ」「いま買ってきた」などとコメントが寄せられた。