ベンキュージャパンは23日、新型のVAパネルを採用することで、フリッカー低減と一層の広視野角を実現した27型フルHD液晶ディスプレイ「GW2760HS」を発表した。4月27日より発売し、価格はオープン、店頭予想価格は34,800円前後。

GW2760HS

新型の「AMVA」パネルを搭載。従来のVAパネルでは、画面を斜めから見たときに発色が薄くなる「カラーウォッシュアウト」が目立ちやすかったが、これを大きく改善。また、LEDバックライトのフリッカー(ちらつき)を減らすことで、長時間の使用でも目の疲れを軽減できるとしている。

ベンキュー独自の画質補整技術/画面モード「Senseye3」に、新しく「閲覧」モードを追加(従来は標準 / 動画 / 写真 / ゲーム / sRGB / Eco)。電子書籍などを長い時間見続けるときに、画面の色温度、輝度、コントラスト、シャープネスなどを調整することで、快適に閲覧できるという。また、液晶ディスプレイが発する有害光であるブルーライトを、標準モードと比較して30%以上カットする。

主な仕様は、画面サイズが27型、解像度が1,920×1,080ドット(フルHD)、輝度が300cd/平方メートル、コントラスト比が3,000:1(DCR時20,000,000:1)、視野角が上下左右とも178度、応答速度が12ms(GTGは4MS)。

映像入力インタフェースは、HDMI、DVI-D、D-Subの3系統。スタンドでは下5度/上5度のチルトが可能で、幅が11.5mmのスリムベゼルを採用している。1W+1Wのステレオスピーカーを内蔵し、VESAマウント100mmに対応する。消費電力は最大50W、標準36W、エコ25W、待機時0.3W。本体サイズはW662.6×D191.18×H472.08mm、重量は約4.5kg。