エレコムは23日、ディスプレイや液晶TVといった機器の転倒や落下を防止する耐震ベルト「TS-N」シリーズを発表した。対応幅によって3種類のモデルを用意。4月下旬より発売し、価格は3,349円より。

「TS-001N」

「TS-002N」

「TS-003N」

「TS-N」シリーズは、ベルト両端にポリカーボネート製の固定部を装備する耐震ベルト。震度7クラス相当の耐震試験をクリアしている。片方を機器側に、もう片方を設置台や壁面に取り付けることで機器を固定。固定部には特殊な粘着シートが貼られているので、壁などに穴を開けずに設置できる。ベルトは長さ調節や取り外しが可能で、2本セットとなっている。

「TS-001N」は、対応幅が40~70mm、ベルト幅が20mm、価格は3,349円。負荷荷重は垂直引張強度が1本で30kg、2本で60kg。本体サイズはW38×D4×H33mm、重量は25g。粘着面の本体サイズはW35×D1×H30mm。

「TS-002N」は、対応幅120~350mm、ベルト幅が20mm、価格は5,040円。負荷荷重は垂直引張強度が1本で50kg、2本で100kg。本体サイズはW51×D4×H51mm、重量は40g。粘着面の本体サイズはW48×D1×H48mm。

「TS-003N」は、対応幅250~700mm、ベルト幅が30mm、価格は6,730円。負荷荷重は垂直引張強度が1本で150kg、2本で300kg。本体サイズはW114×D4×H80mm、重量は150g。粘着面の本体サイズはW110×D1×H76mm。

なお、これらの製品はあくまで機器の転倒や落下の可能性を軽減するものであり、完全に防止するものではない点に注意されたい。