メルセデス・ベンツ、「GLクラス」をフルモデルチェンジ! AMGモデルも登場

メルセデス・ベンツ日本はこのほど、ラグジュアリーSUV「GLクラス」を7年ぶりにフルモデルチェンジして発売した。最新の安全運転支援システムを搭載したほか、ハイパフォーマンスモデル「GL 63 AMG」も新たにラインアップに加わった。

「GLクラス」は大人7人がゆったり乗れるファーストクラスSUVとして人気のモデル。7年ぶりとなる今回のモデルチェンジにより、あらゆる面で大幅に改良された。

エクステリアは大型フロントグリルや現代的なヘッドライトなどを採用。全長は従来モデルより15mm長い5,125mmに達している。インテリアは従来通り、前から2・3・2人がけの7人乗りで、すべての座席でエルボールーム、ヘッドルームが拡大された。

エンジンは最新の4.7リットルV型8気筒直噴ツインターボ。従来の5.5リットルからダウンサイズしながら、最高出力435PSと48PSもパワーアップした。

トランスミッションは7速オートマチックを組み合わせ、アイドリングストップなど省燃費技術も採用。燃費は約44%も向上している。安全装備では、5つの長距離レーダーと近距離レーダーセンサー、カメラを使い障害物を探知してブレーキを作動させる「レーダーセーフティパッケージ」を搭載。車両周囲を4つの広角・高解像度カメラで撮影し、俯瞰(ふかん)映像をモニター画面に映し出す「360度カメラシステム」をメルセデス・ベンツとして初めて導入した。

557PSを発揮する5.5リットルエンジンを搭載するハイパフォーマンスモデル「GL 63 AMG」もラインアップに追加。よりアグレッシブなエクステリアを採用するだけでなく、油圧制御されるアクティブアンチロールバーにより、ロールを軽減する「ACTIVE CURVEシステム」やAMG強化ブレーキなど、走行性能も大幅に向上させている。価格は、「GL 550 4MATIC」が1,290万円、「GL 63 AMG」が1,750万円。