掃除用品・掃除サービスのダスキンは、4月22日の「良い夫婦の日」に合わせて、既婚男女計1,400人を対象に行った「夫婦のお掃除実態調査」の結果を発表した。調査は主婦(関東および関西の夫と高校生以下の子どもを持つ20代~40代の女性)800名を対象に2012年12月1日~2日に行った調査と、夫(関東および関西の子どもと同居している20~40代既婚男性)600名を対象に3月13日~14日に行った2つの調査を合わせてまとめている。
夫が掃除を「主体的に行う」のは「平日1割」、「休日2割」程度
家庭での掃除の分担事情について聞いた調査では、夫の約6割(55.3%)は、「平日掃除をやらない」。また、全体の1/4の夫は、「休日でもやらない」という結果に。 さらに「休日に自分から進んでやる」夫は、 約2割(22.9%)しか存在していないことが分かった。平日はもとより休日も掃除をしない夫が多数を占めているのが現状だという。
夫の7割は「掃除は自分の義務だと感じていない」
掃除にストレスを感じるかという質問では、主婦の約6割が掃除に「ストレスを感じる」(56.2%)と答えており、掃除を「義務」と感じている主婦は64.2%。反対に、夫の約7割は「お掃除を義務だと思わない」(70.8%)。そのため、6割以上が「掃除にストレスを感じていない」(61.3%)という結果になった。
ストレスの理由の断トツトップは「家族の言動や助けが無い」
具体的にストレスを感じる理由を主婦に聞いたところ、断トツの1位は「家族の言動や、助けが無いこと」(182票)、続いて2位は「今の掃除道具・方法が不満」(91票)、3位は「掃除をしてもすぐに汚れる」(45票)、4位「お掃除がそもそも嫌い」(36票)、5位「疲れていたり、体がつらいのに掃除をしなければならない」(33票)だった。
「片付けたのに全然やってないと言われる。きれいにしたのに気付いてもらえないし、感謝もされない」(20代)、「掃除をして当たり前のように思われている。キレイが当たり前と思ってほしくない。手伝ってほしい」(40代)などの不満の声が見られたという。