スズキは、20日から開催されている『2013年上海モーターショー』(開催期間は29日まで)において、Cセグメントセダンのコンセプトモデル「AUTHENTICS」(オーセンティックス)と、新型二輪車「GW250S」を世界初公開した。
オーセンティックスは、中国で最大のボリュームを占めるCセグメントセダン市場に向けて、同社が提案する本格セダンのコンセプトモデル。全高を抑えつつ、ロングホイールベースを採用することで、安定感のある本格的(Authentic)なセダンスタイルを実現したとのこと。
同車をもとにした量産モデルは、2014年末までに中国の合弁企業である重慶長安鈴木汽車有限公司で生産・販売する計画。また、2013年末より同社で生産する中国仕様の「SX4 S-CROSS」を投入し、中国市場におけるスズキのシェア拡大を図るとしている。
GW250Sは、スズキの中国における合弁企業である常州豪爵鈴木摩托車有限公司が生産しているロードバイク「GW250」(日本名 : GSR250)にハーフカウルを装備したモデル。 ハーフカウルを装備することで、よりスポーティーな印象とし、高速走行などにおける防風効果を高めている。また、ハンドル位置を高くすることで、より快適な乗車姿勢を実現したとのこと。 GW250Sは、6月より中国国内で販売を開始するとともに、海外市場にも投入する計画という。