コクヨグループのカウネットが運営する、働く女性向け情報サイト「わたしみがき」は17日、「ワーキングマザー」に関する調査結果を発表した。同調査は、全国の12歳以下の子どもを持つ30~40代の有職女性を対象として3月11日~20日に実施。146名から回答を得た。
時間が足りないと感じているワーキングマザーは約9割
「子どもができる前よりも時間が足りないと思うか」を聞いたところ、「とてもそう思う」と回答した人は6割弱。「ややそう思う」と回答した人は約3割で、合わせて9割近くのワーキングマザーが「時間が足りない」と感じていることがわかった。
これを踏まえ、「仕事の効率化のために工夫していること」を聞いたところ、1位は「業務の優先順位を意識して、効率よく仕事を進める」で約5割。以下「何度も行う業務は効率よくできるように工夫する」「作業時間を考慮して時間の無駄がないようにする」が各4割弱となった。
仕事と子育ての両立、参考になる情報は職場の仲間や口コミから
「子どもができる前と比較して仕事のやり方・効率化が上手になったか」を聞いたところ、「とてもそう思う」が2割強、「まあまあそう思う」が6割弱となり、合わせて8割近くの人が「そう思う」と答えた。また、子どもが生まれてから家事が上手になったと思っている人も約7割いることもわかった。
「子どもができる前と比較して、仕事のやり方・効率化が上手になった」と回答した人に対し、「子育てと仕事の両立のコツをどのように情報収集しているか」を聞いたところ、「職場の同僚や、後輩・先輩から」がもっとも多く4割弱。次いで「インターネットの情報サイト、口コミサイト」「ママ友」がそれぞれ3割程度となった。
85%のワーキングマザーは、子どもができて生活満足度が向上
「子どもができて生活の満足度が上がったか」との問いには「とてもそう思う」が4割強、「まあまあそう思う」4割弱となり、合わせて85%以上のワーキングマザーは生活の満足度が向上。また8割以上が「人間の幅が広がった」と答えた。
自由回答など調査の詳細は「わたしみがき ワーキングマザーに関するアンケート結果レポート」で閲覧できる。